こんにちは！

皆様ビジネスカードはお持ちですか？

経費管理用のクレジットカードで一般的には法人カードともいわれます。

ただし個人事業主でも経費管理は必要ですし、事業用の屋号付き口座も口座設定できるので法人のみならず、個人事業主でも持てるカードをビジネスカードと表現します。

このカードは事業を開始したからには経費の切り分けに必ずあった方がいいです。以下にメリットを書いていきます。

①　経費専用で使えるので、決算時や確定申告時にわざわざ個人利用か、ビジネス利用かを分けなくていい
②　事業用口座から直接引き落とし
③　経費利用でありながらポイントも溜まる
④　建設業界や歯科業界では資材の仕入れでカード決済がポピュラーになってきている
⑤　カード附帯のサービスで福利厚生サービスなどを利用できる　
⑥　従業員も代表者のカードに紐づく形で同じ請求書、口座で経費管理ができる。そしてどのカードでどれ
　　だけ使ったかもわかる。

続いてデメリット

①　年会費がかかる（かからないカードもある）
②　不正利用の被害が一定数ある
③　カードの種類を変更したり、紛失したら今までカード引き落とし設定をしたものを再度カード番号を
　　登録しなおさなければならない
④　スマホを使わない世代の方は請求書が送られてくるまでいくら使ったかわからない。

ざっとメリット・デメリットを挙げましたが、経営者としてこのデメリットをどの程度許容できるかでビジネスカードを作るかどうかが決まるのだと思います。

私は元々ビジネスカードの新規営業をしていたので情報としては古巣のカードについての情報がメインになりますが、古巣である事を除いてもビジネスカードの中ではいいカードだと思います。

年会費は確かにかかるのですが、それは経費計上できますし、限度額についても足りなくなればアーリーペイで枠を空けることができる。それにそもそもの限度額も利用の実績に応じて上がりやすい。その為、仕入れに最も適したカードであることは間違いありません。仕入れ決済では金額が大きくなることが往々にしてありますので、大きな限度額が必要になります。最初の限度額が希望金額に達しない場合でも決算書などの資料提出で前もって限度額を引き上げる事も可能です。（もちろんご希望に添えない場合もあります）

その他にも限度額について対応策がありますので、柔軟に枠の調整が可能です。
仕入れに関してはほかの会社のカードで仕入れができる場合はありますが、その場合限度額についてのサポートはほぼないのでその意味でもほぼ一択かなと思います。

そして一般経費や仕入れで貯まったポイントも様々な方法で利用できます。利用額と相殺もできますし、航空会社のマイルにも変えられる。商品券などにも変えられますし、寄付など社会貢献にも利用できます。仕入れで使う会社なんかは非常に大きなポイントがたまるので、様々な使い道がありますよね。

ちょっと宣伝みたいになったので、フェアな目線に戻すと、どのカードがいいか、年会費が安いのがいいのか、ポイント還元率がいいものがいいのか、附帯のサービスで使いたいものがあるか、等何に重きを置いてカードを選ぶかは経営者の自由です。なんのカードでも使いやすければそれでいいと思います。価値基準はそれぞれですからね。

ただ一つ言えることは、どの経営者もデメリットを超えるメリットがあるなら使う意思決定をする、ということです。お持ちでない方はこの機会におつくりになってはいかがでしょうか。もし私の古巣のカードをご希望の経営者様がいらっしゃいましたら営業をご紹介しますので、ご連絡ください。私の場合、いろんなタイプの営業を紹介できますので、こんな営業がいいと教えていただければできる限りご希望に添えることができます。外資なのでほんとに色んなバックグラウンドを持つ人が集まってます。

利便性は間違いなくあるし、それを持っていることで少しでも気分よく仕事ができれば年会費はさほど気にならないのではないでしょうか。

緑・金・白金の種類があって年会費もそれぞれ緑から段々高くなりますが、どのカードにするかはあなた次第。身の丈に合わせるのか、少し背伸びするのか、まったく年会費は気にならないか。

こう考えると一番高い年会費の白金の方が建設業許可の新規申請の報酬（法定費用除く）より高いのですが、許可取得して500万円以上の建設工事を受注できるようになれば申請報酬もカードの年会費も全然ペイできるくらい事業大きくできますね(^-^)