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クレジットカード口座設定の闇。口座設定を忘れたばっかりに信用情報に傷が?


日本人では多くの方がキャッシュレス決済の普及も相まってクレジットカードを所持しています。ネットで申込もできますし、ショッピングモールのカウンターでの申込もあります。場合によっては営業が直接お客様先にお伺いしてお申込みをされるケースもあります。

いずれにしても自分がいいと思えば問題ないのですが、どこ経由でお申込みをするのかで稀に重大な影響を及ぼすケースがあります。それは銀行の口座設定。

大半の方はそんな当然の事を今更と思われると思います。カード作ったら印鑑押して書類送るんでしょ!と思うと思います。しかしながら一定数口座設定を忘れる、若しくは印鑑相違などで設定が上手くできていないケースがあります。

口座設定ができていないことについては多くの場合は最初の段階でアナウンスはあると思います。しかしながらタイミングが合わず電話に出られない、郵送書類をしっかり見ていなかった等の事が重なるとそのまま設定できずに最初の支払いの日が到来。その後カード会社から督促の電話で気づければギリギリアウトですが、アウトの中のセーフくらいで収まるかなという印象です。

しかし督促の電話にも出ず、放置して支払いを1ヶ月遅延、2か月遅延となると限度額が減額になる事もあります。またそれ以前にカードの利用を停止される事もあります。当然信用情報機関(CICなど)に遅延の情報が行きます。

こうなってくるともう手が付けられません。

数日の延滞であれば何か月か通常通り返済が進めば特段大きな問題にならないケースでも、信用情報機関に数か月の延滞が載ればその延滞を解消しても年単位で信用の回復に時間を要します。

またその結果住宅ローンを組めなくなったり、法人であれば借入ができなくなったりと重大な影響を及ぼすことがあります。

たかがクレジットカードですが、甘く見てはいけません。

個人のネット申込であればネット経由で口座設定まで完結できると思いますが、法人カードの場合は書類の郵送が必要になります。カウンターでの申込の際は通常印鑑はもっていないと思いますので後日書類の郵送が必要だと思います。

営業の対面の場合はしっかりアポイントを取っていきますし、必要なものも事前にお伝えしてからお伺いするので口座設定を忘れることはないと思います。それでも印鑑相違の可能性はあります。

このようにお申込みのシチュエーションによってやらなければいけない事が変わってきます。必ず口座設定ができているか明細書の支払い口座情報の欄から確認するようにしましょう。しっかり口座設定ができていればご自身の口座情報が載っているはずです。万が一口座設定ができていない場合はカード会社の振込先情報が載っているはずです。これをやるかやらないかだけで後々大きな影響が出てきてしまうのでクレジットカードを作成した場合は、

①口座設定の手続きを必ずする

②口座設定ができているか明細書をみて確認する

③万が一何かしらの影響で口座設定ができておらず遅延になっていることが判明したらすぐに支払い対応をする。

④カード会社(カードに限らず金融会社全般ですが)から連絡があったら無視しない。

以上のことは守る様にしましょう。よきキャッシュレスライフを!


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