この記事がなんなんだと思う方もいらっしゃると思います。ちょっとタイトルだけではよくわからないですよね。記事の内容は美術品の価格を分析してくれるサービスという事なのですが、これがどういうことかというと、今まで担保として取れなかった美術品も担保価値が認められる可能性があるという事で非常に有用性があるのではと感じました。
今でも動産担保の融資はありますが、ほとんど売掛金くらいじゃないかと思います。もちろん美術品の価値が高いものがある事は金融機関の人間もわかっていると思いますが、正確な金額の判定はプロじゃないとできないですよね。その為、しっかりとした担保評価ができないので担保として取り扱ってこなかったと思うのですが、このサービスが金融機関に提供され、有用性が立証されたら広く物的担保として美術品が浸透していく可能性があると思います。
美術品なんて持っていないよという方も多いとは思いますが、実家で寝ている美術品だってもしかしたらあるかもしれません。
そんな棚ぼたみたいな話に期待するのもどうかと思いますが、可能性は1%でも大きい方がいいですよね。それに利用できるものは何でも利用するべきです。
今まで担保にとれなかったものが今後担保価値を持つようになることはより資金調達できる人が増えるという事です。今後の動向に期待したいと思います。
QUICK、美術品の価格を分析・推計 金融機関向けに – 日本経済新聞
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