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財務分析と経営

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9月に入りやっと子供の小学校が始まって少し平穏な午前が訪れました。今まで小学生の親が夏休みが嬉しそうじゃない理由が身に染みてわかりました笑。毎日お昼ごはんを作るのも、どこか行きたいというのを聞くのもまぁ大変。学童に行っていないので真剣に行ってほしいと心から思いました。。

さて、本日のお題、財務分析と経営。

私は結構決算書を見るのが割と好きなので、この会社は自己資本比率がどうだとか、流動比率がどうだとか言われても特に違和感なく聞けるのですが、大体の経営者様はちょっと面倒だと感じたり計算して分析するのも面倒だなと思うのではないでしょうか。そもそもそんな分析している暇もないとい方も多いと思います。会社に経理がいても、顧問税理士がいても、基本的に財務分析までやっている会社はそこまで多くないと思います。

ただ、個人的には経営者様には自社の数字がどうなっているかを知ってもらっていた方が継続的な事業経営を行う上でともて有意義だと思っています。

なぜか。

それは経営の安定性、成長性など、肌感覚だけでなく客観的な数字として表れるので、一般的な同業他社と比べてどうだとか、業界平均はどうだとかの比較検討ができる事が大きいと思います。

この数字を知らずに他社と比較することは難しく、単純に売上が多い少ないでどっちが経営としてうまく行っているかを判断しても正しい判断にはならないからです。

つまり、売上だけでなく、利益率がどうなっているか、借入の多さはどうか、資金繰りは問題ないか、など様々な側面から自社を見て今後の経営にどう活かしていくかを考える事が正しい道を進むうえで不可欠になると考えます。

例えば営業方針にしてもそうです。ただ契約をとってこい!とトップダウンで指示するのか、今の利益率は○%だからもう少し全体の利益率を上げるために□%の利益を取れる契約を取ろうと指示するのでは最終的な利益率の着地が変わってくるものです。

このような指示をするにも現状把握をしていなければより具体的な指示が出せません。その為に財務分析を行うのです。また資金繰りにしてもそうです。

多くの会社では資金が底をつき、融資の返済ができない状態になってから銀行に条件変更の相談に行きます。この状態になってから対策を打つのでは正直遅いのです。しかし、資金繰り表を作って数か月先の資金繰りを考えている会社はそう多くありません。

資金が底をついてから返済を止めるのと、資金がまだある中で返済を止めるのでは同じ条件変更でも後にできる施策の幅に大きな違いがあります。資金と時間があれば、何かしら対策が打てる可能性もありますが、両方ともないとなるとできる事はそう多くありません。

しかし後者のような事が往々にして中小企業の現場では起こっています。そのため事前に会社の状況はどうなのか、資金繰りはいつ頃まで持つか、又は将来事業拡大の為の投資としてどれくらい資金が使えるか等の判断材料を用意しておくことは非常に重要なことなのです。

これらの事を社長一人で行える会社はなかなかないと思います。そして、経理に関しても事業再生までのスキルを持った方はそうそういません。そのような事で行き詰っているご経営者様、是非当事務所にご相談ください。スポットでも対応致しますし、顧問契約をして毎月継続的に伴奏させていただくこともできます。お困りの際、又はお困りになる前に是非ご連絡いただければと思います。

最後に、財務は経営にとって非常に大事になりますが、最後は会社の売上を作る力です。ここが改善されなければ、いかに資金調達や経費の削減等で財務状態を改善してもいずれ破綻します。本業の収益力を上げていかなければ財務改善はそのうち無に帰すという事は知っておいて頂ければと思います。


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