シンプルなお題ですね(笑)ポイ活なんて言う言葉もありますが、やり方によってはポイントで何万、何十万ポイントと獲得している方もいるようです。そこまでやるには知識ややる気、覚悟も必要かと思いますが、そこまでしなくてもしっかりとポイントのメリットを享受できます。

方法は簡単。支払いをクレジットカードなどの特定のキャッシュレス決済に集約する事。個人であれば光熱費や食費、被服費、交際費などありとあらゆるものをカードに集約できます。

法人であれば仕入、税金、交際費、備品等こちらもあらゆるものをキャッシュレス決済にまとめることができます。会社の規模にもよりますが、毎月の支払をカードに集約すると結構な額になりますよね。

これだけで、毎月数千から数万ポイントを獲得できます。正直面倒ではありますが、最初だけです。最初のひと手間だけかければあとは毎月決まった日に引き落としがかかるだけなので、資金の準備をしておけばいいだけなので資金繰り管理も楽になります。

お勧めのキャッシュレス決済は？

個人的にはクレジットカードがお勧めですが、キャッシュバックなどのキャンペーンが厚いQRコード決済などもあるので、ポイントを何に使いたいかが決まればおのずとそれに沿ったキャッシュレス決済を使う事になります。

ポイントの使い道としてざっくり分けて下記2つに分類できます。

①サービスでお得感を味わいたい

②キャッシュバックを受けたい

サービスとはマイルやホテルなどの提携ポイントをためて旅行で使う場合が多いと思います。キャッシュバックは読んで字のごとくですね。支払いにポイントを充てて支払い額を減らすといった方法が一般的とだと思います。どっちがお得感があるかはカード会社や決済サービスによって様々ですので、色々ご自身で比較してみて納得いくものを使えばいいと思います

。

その上で私が使っているのはマリオットボンヴォイアメックスプレミアムです。

年会費は49,500円と高額ですが、マリオット系列のホテルで使えるポイントが100円で3ポイントたまりますし、一定額使うと無料宿泊特典がもらえるので、一回宿泊すると元が取れるくらいのホテルに泊まれます。例えば、舞浜のシェラトングランデトーキョーベイや、白馬のコートヤードバイマリオット、山中湖、軽井沢、修善寺のマリオットなど一泊数万するところに泊まる事ができます。またカード利用してポイントを貯めていけば、リッツカールトンやセントレジス、ラグジュアリーコレクション、アマンといったハイクラスのホテルにも宿泊可能です。大体10万円ポイント前後で宿泊できますが、時期によってはもう少し少ないポイントでも宿泊できるようです。私はこのカードで家族カードも発行しているので、ほとんどをこのカードに集約しています。その為、年2～3泊はポイント宿泊できるので家族旅行の際に重宝しています。

またマイルにも交換できるので飛行機で旅行に行きたい、海外に行きたい方はマイルに交換して利用するのもありだと思います。このカードのいいところはマイルに交換する際も、移行上限がないので年間何万マイルでも交換できるところです。年間40,000マイルまでしか交換できないという事が無いので、高額利用者でポイントがガンガンたまっていく方はポイントの使い道で迷われることもないんじゃないかと思います。

あくまでも私のケースをご紹介したまでなのですが、そこまで何か特別な事をしているわけではなく、できる限り一つのカードに決済を集約しているだけでホテル泊ができるというところにメリットを感じて使っています。

法人カード（ビジネスカード）ではどうなの？

これはビジネスでも同じで一つにできる限り集約するとポイントがたまりますし、その貯まったポイントも色々使う事ができます。マイルで出張費の節約に使う事もできますし、支払いに充当する事もできます。商品券やアイテムに交換することもできます。よくあるのが支払いに充てる場合が多いですが、景品を忘年会の景品にするだとか、会社の備品として使うというのも聞いたことがあります。

なぜこのようにポイントをダシにしてキャッシュレス決済をお勧めするのかというと、ポイントの価値に加えてもう一つ重要な側面があります。それは支払いの管理という面です。今でこそ、請求書を基にコンビニや金融機関で支払いするという事もそう多くはないかもしれませんが、クレジットカードに纏めることで毎月の支払日を固定化する事ができるので、その日に合わせて売掛回収を充てれば資金ショートの危険は回避できることになります。ですが、各種の支払い日がバラバラだとどこにいくら払わなきゃいけなくて、合計でいくら必要なのか等の管理の面で非常に面倒だと思います。加えて、振込にしても手間がかかりますし、万が一忘れてしまったら信用問題にもなります。その点カードであれば支払い忘れることはありませんので残高不足にならないようにだけ気にすればいいのです。そして明細で何にいくら使ったか大まかに確認できるので非常に便利です。この様にビジネスでこそ法人カード等のキャッシュレス決済を使うべきだと私は思います。

仕入などはまだカードで支払いができないところも多いですが、できるところも増えてきていますし、業種によってはキャッシュレス決済が普及している業界もあると思います。例えば建設業や歯科業界ですね。この辺りはカード決済が割と普及していると思いますし、他の業界でもカード支払いを受け付けている会社もあると思います。そのようなところと付き合うと資金繰りの観点からもいい部分が出てくるので、メリットを感じやすいのではないでしょうか。カード決済が高額になればなるほどカードの限度額も必要になるので、環境を整える事も必要ですが、まずはやってみようという気持ちが大事だと思います！