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借金=悪ではない! 上手に利用して会社を成長させよう!        


最近はあまり聞かなくなったように思いますが、無借金経営を誇っている企業もコロナ前まではちょくちょく見られました。借入をせずとも事業を軌道に乗せ、従業員の給料を払い、取引先への支払いも問題なく資金繰りを回せるという状況を作り上げた事は本当に素晴らしいことだと思います。その上で資金繰り上、借入する事が不要であって特段金融機関との付き合いも重視しないようであればそれはそれで問題ありません。個人的にはコロナ禍の様に不測の事態が起こった時に資金調達できるように最低限のお付き合いをされていればいいと思います。ですが、多くのスタートアップや、中小企業で無借金は目指すべき高みではないと思ってほしいです。

勘違いしてほしくないのは無借金が悪いという事ではありません。あくまでも借りることが悪い事ではないという事です。そして、なぜ悪い事ではないのかという事を知ってほしいのです。

まず、借入は資金繰りの安定化をもたらします。手元資金が100万円あったとしても、売上が立つまでの間は経費で資金がどんどん減っていく一方です。しかし借入をしておけば、使える資金も増えますし、何よりも売上回収までの間時間が作れます。これが期限の利益の効果です。投下資本を回収するまでの時間を稼ぐにはそもそも資金が必要です。その資金繰りに安定化をもたらす為に融資というものがあるのです。

創業時だけではありません。経営が軌道に乗って安定している状況でも借入を利用するれば新たな事業を展開できるかもしれません。通常の事業運営であれば全く資金繰りに問題ない場合でも突然ビジネスチャンスが転がってくる可能性もあります。そのような時に手元資金が潤沢にあれば即動き出せる、又はチャンスを逃さず動ける可能性があります。このような時の為に少しでも金融機関と少しでも融資の取引実績があれば融資依頼をしたときに資金調達の可能性を計算する事ができます。

上記の様に資金調達をすることが悪い事ではないですが、必ず返済はしなければなりません。期間5年の返済であれば60ヶ月は返済資金も確保しなければならないのは多少心理的にも負担に感じるかもしれません。それでも、60ヶ月分は分割して返済する事ができるので、1ヶ月後2か月後の資金繰りをいきなり心配する必要はありません。

本当に注意しなければならないのは創業したばかりの会社でも新規事業に乗り出す会社でもなく、現状の資金繰りに窮しており、目先の支払いを乗り切る為に資金調達を考えている方です。本当に困っている、今月の支払いを何とかしたいという気持ちはわかります。しかしながら、支払いを終えた後一時的に不安は解消するでしょうが、翌月、翌々月以降の資金繰りの目途はついているのでしょうか?もし、その目途が無いようであれば安易な資金調達はお勧めできません。資金調達するという事は資金の利用計画と同時に返済計画がしっかりなされていなければ遅かれ早かれ行き詰る事になります。その為、資金調達は悪い事ではないですが安易にしてはいけません。

このように資金調達をすること自体は悪でもマイナスでもありません。むしろプラスの要素に目を向けてほしいと思います。日本人のほとんどの方は住宅購入はローンを組んでいると思いますが、住宅ローンはなぜか抵抗がないのに事業資金の借入にはなぜか消極的な方もいると思います。ですが、いずれの借入も本来的な目的を達成する為適切な資金使途、返済計画がある限り悪い事ではないのです。むしろ手元資金を減らさずに厚くすることで資金繰りに関するストレスが軽減できるので社長としては精神衛生を保つためにも必要な場合もある事を知っておいてほしいと思います。


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